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採用責任者

日本発のプラットフォームを世界へ導くー女性リーダーの信念に迫る

キャディ株式会社採用責任者横野 奈保子

キャディ株式会社で採用責任者を務める横野奈保子さん。海外経験からコンサルタント、外資系企業の営業職やマネージャーを歴任した後、現職のスタートアップ企業へ電撃的な転職を選択します。そこには、広い視野を持つ横野さんならではの目線での決断と、「キャディが考えるプラットフォームは、必ず海外へ通用する、日本発のグローバル企業になる」との確信がありました。2人のお子様を育てながら活躍し続ける横野さんに、その躍進の秘訣と事業への思いを詳しく伺いました。

「ここだ」と信じられるスタートアップへの転身

横野さんのキャリアの遍歴を教えてください。


学生の頃は、小学生の頃に在米していた経験から通訳や翻訳の仕事に興味を持っていました。そこでNPO法人の団体にボランティア通訳者として参加し、アメリカのダンスレッスンを子供向けにワークショップ形式で日本へ展開する活動を経験。通訳と同時に教育プログラムのローンチを通して、プロジェクトを0から作り上げる楽しさを知りました。新卒時にはその時に感じた「誰と一緒に働くか」と「キャリアの入口でストレッチな経験を積めるか」を軸に就職活動をしています。

社会人一社目は、製造業のお客様を中心とする、大手からスピンアウトしたコンサルティングファームへ就職。プロジェクトマネジメントやコストマネジメントの案件を中心に担当しベーススキルを身につけました。

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一方で、一社に集中してクライアントに価値提供するよりも、自身で裁量を持って多くの顧客と接点の持てる営業職に挑戦しようと転職活動をし、縁あってトムソン・ロイターに入社。官公庁や教育機関、研究所に論文に関するデータベースやコンサルティングサービスを提供するチームに所属しました。営業時代にはグローバルでMVPを獲る経験もしました。この頃は、「課題を見つけ、ソリューションを提供する」という一連の活動がとにかく面白く、日本中をぐるぐると周りほぼホテル暮らしの日々過ごしていました。

その後、営業企画や戦略企画など企画側のロールに異動し、グローバルと国内の営業チームの間で日本での事業をどう作っていくかを考える仕事をしています。その間に2度、育児休業を取得し、復職後はオペレーション企画をしつつマネジメントにも従事しました。

現職へ入社のきっかけは?


2019年の10月、たまたまSNSで流れてきた記事から、キャディを見つけたことです。キャディの存在を知ったその時に、直感的に「他の人に内定が出てしまう前に、自分が受けなければ!」と使命感に駆られ、転職を一切考えていなかった自分がその日のうちに応募書類を送っていました。何故その行動に至ったのかというと、一つはキャディが取り組もうとしている社会課題の大きさに驚いたこと。

産業における負や非効率、不公平を無くそうとする、ミッションに共感しました。さらに、舞台である市場や可能性の大きさ。この先のビジネスがスケールしていくことをイメージして、ワクワクできました。そして一番大きかったことが、日本から海外へ向かえるグローバル企業となるに値する壮大なポテンシャルを秘めていると感じたこと。これまで外資系企業で働いた中で感じたジレンマとは対極に、これから先の可能性として日本側がヘッドクォーターとして海外に出ていくことができる、この会社はきっと大きくなる、自分もその一員になりたい――そう思い、飛び込まざるを得なかったような心情でした。


高い目標にこそ意味があるー自社の可能性を誰よりも信じるHRマネージャー


会社の事業について教えてください


メインの受発注事業では発注者のメーカー様より調達したい部品の図面を頂き、社内のプロダクト・原価計算・オペレーションで最適な工場に発注、それを自社にて品質保証をした上で納めています。

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この受発注事業により、調達における不公平さや非効率をDXで解決しようとしています。もう一つ新たに発進しているのがSaaS事業で、製造業のど真ん中にある”図面”を活用して、まだアナログに頼りきりでデータとして分析・活用できていない側面をテクノロジーの力で解決できるサービスです。この2つの事業を柱とし、アジアをはじめとしてグローバル展開を始めたところです。


その中で、横野さんはどのような役割を担っていらっしゃいますか?


実は入社時からインサイドセールス立ち上げ・パートナーサイドの新規パートナー開拓、マーケティングチーム…と営業・マーケ系の職種を担っているのですが、いまはHRにいます。採用も営業と同じ、とよく言いますが、今ではそれがよくわかります。現在所属する部署はHRで、採用周りのマネージャーをしています。全社として採用は常に最注力テーマとして取り組んでおり、採用の基準を下げないまま、組織拡大フェーズに入っています。

この中で私は、採用チームとしての目標を達成するためのプランニング、モニタリング、10名をこえる採用チームのマネジメントを行っています。急激な組織拡大フェーズにおいて採用がボトルネックにならないよう、目標を達成するために何をすべきか、より良い候補者体験を提供するには何をすべきか、日々チームで検討しています。また、候補者との面談を行う面接官やリファラル採用にも力を入れているので、全社員を巻き込みながらの採用を日々行っています。

転職をされてからどのような”変化”を感じていますか。


スピードと裁量、目標の高さが全く違います。目標の高さとしては、達成できそうな目標へのストレッチの掛け方が桁違いでした。例えば1億売れる市場で1.2億売るのではなく、あえて5億と圧倒的に高い目標を立てて、その目標までの道筋を作るのがキャディです。普通は「達成できない目標は立てない方が良いのでは?」と思われがちですが、連続でなく非連続を生み、普通は到達できない目標を立てることに意味があると考えています。

リソースも限られる中で黙っていては誰もやってくれないので、残りの時間とコストを駆使して、頭をフル回転させて達成する。そんな経験って今までなかったなと。「今の歳になっても成長することができるんだ」という実感は、自身のやりがいに通じていて、毎日仕事を始める度にワクワクしながら取り組んでいます。

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未来に向かって「次はこれをやろう、あれをやろう」と考える今の人生に、幸せだなぁと感じます。一生で仕事をしている時間が一番長いと思いますので、この草創期、急成長期でもあるキャディで「この時に関われてよかった」と思えることを誇りに挑戦しています。

どんな未来を描いていますか?


「モノづくり産業のポテンシャル解放」は目の前のお客様・パートナー様のポテンシャルの解放の積み重ねだと考えています。一方で、それを実現するためのキャディで共に働く仲間のポテンシャルの解放。そして、それが積み重なった先に、プラットフォームとして大きく社会を変えていけると信じています。

直近でも採用から次は新サービスのセールスへロールチェンジをする話もしているので、国内からスタートし、どんどん他の国にも持っていきたいと思っています。日々ものすごいスピードで進んでいくキャディで、個人としても日々成長しながら、世界に価値提供できるサービス・組織を作っていけるよう奮闘し続けます!

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