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CEO

人の心を動かす力。家族という人生のテーマを武器にーCEOの信念

ユニファ株式会社代表取締役CEO土岐 泰之

「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」ー土岐泰之さんは、2013年に「家族」を軸としたサービスを発信する、ユニファ株式会社を起業。事業立ち上げまでに様々な経験をしながら、ある出来事をきっかけに愛知県に移住。そして人生を生きる上でのテーマに出会います。やがてはご自身の人生をも大きく変化させながら、現在1万1,000件超の導入実績を持つDX分野の保育施設支援サービスの生みの親となりました。土岐さんのご経歴や思い、そして確固たる信念に迫りました。


他人と違う意思決定をしてきた経験にこそ、自分らしい道を切り拓くヒントが

土岐さんのキャリアステップは、どんなものだったのでしょうか。

学生の頃から、自身の力で事業を立ち上げたいという志がありました。まずはインターンで不動産営業を中心に挑戦し、自分は何が好きなのか、何に向いているのかを模索する日々。経営者の道に近づきたいと考え、総合商社でベンチャー企業への投資や事業構想に携わらせていただいたり、経営のノウハウを学ぶために外資系コンサルティング会社に入社したりと、経営に関する様々な経験をしました。

やがて結婚、子どもの誕生が人生の大きな転機となります。当時自分と妻は、職場の都合で東京と愛知の距離を隔て離れて暮らす状況。子どもを授かったタイミングで、どちらかが仕事を辞めようか?と話し合いました。結果、自分が退職を選び、愛知県豊田市に移住します。この時、”キャリア”という男のプライドのようなものを捨て「人生にとって一番大事なものは家族である」と決断できたことこそが、今の仕事をする上での信念に繋がっています。

愛知県へ移住後は、どのような活動をされていましたか。

移住後、しばらくしてから日系コンサルファームの名古屋支社で働きながら、新しいビジネスの種を探していました。太陽光ビジネスにトライしたり、政治家に立候補しようと考えたり…。振り返るとブレブレだったと思います。そのうちに、他人と違う意思決定することに自分らしさがあるのではないかと考えるようになりました。そんな中、自分には「家族」という軸で様々な経験をしてきたことから、家族をテーマに据えれば自分らしい道が切り拓けるのではと考えるように。

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結果的には、自分の子どもが保育園に通っていたこと、姉が保育士であったことなどから、保育施設に関わる事業へフォーカスして、2013年に起業。はじめは愛知県周辺に知り合いも少なかったため、シェアオフィスで声をかけながらメンバーを集めていきました。中でも、エンジニアの採用に苦戦し、プロダクトの開発が一番大変でした。コンサルや商社での経験はありましたが、「ゼロからプロダクトを作る」ことは初めてだったため、本当に苦労しました。最終的には東京で正社員エンジニアを採用し、そのメンバーは現在も弊社のCTOを務めてくれています。

なぜ若い頃から、事業を立ち上げたいと思われていたのでしょうか?

幼少期に、家族や親戚から絶えず大きな愛情を受けていたことが影響していると思います。幼少期の記憶で漠然としていますが、不思議と根拠のない自信を授けてくれました。例えば空手部の主将になりリーダーシップに目覚めたり、倫理観・価値観をメンバーに伝えて人を引っ張っていくことに自分らしさを感じたり。大学時代に英会話サークルで、リーダーとしてメンバーを率いながらディベートしていたことがあったのですが、これも、社会の在り方について価値観を深められた貴重な経験で、最終的に経営の志を持つことに大きく影響しました。


「このテーマを諦めたら、きっと人生が終わる」ー保育業界の課題解決に取り組む強い思い

現在、どのようなビジネスをされていますか?

“家族を豊かにする”というコンセプトから「Look at me(私を見て)」の略である「ルクミー」というブランドをスタートさせました。お昼寝中の見守りセンサーやデジタル連絡帳、登降園管理などがオールインワンで叶う保育施設向けのワンストップソリューションを提供しています。「スマート保育園・スマート幼稚園・スマートこども園」構想を推進・展開しており、現在では全国33ヶ所以上の自治体に導入済みであり、累計のサービス導入件数は11,000件を超えています。※(2021年2月時点)

保育施設自体が全国に約5.7万ほどと考えるとそれなりの規模になってきました。スマート保育園のモデル園の中には、当社のサービス導入前後でひと月当たり約140時間の業務削減を実現した施設もあります。(※ユニファ社調べ)このように保育者の過度な負担や、アナログ部分の改善等でまずは時間のゆとりを作ることができる。それが心のゆとりに繋がり、もっと子どもと向き合えるようになり、より質の高い保育ができるようになります。

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スキルやマインドセットにどのような変化を感じていますか?

生きるテーマが見つかる前と後では、全てが別次元に見えるようなインパクトがありました。もちろん前職も面白さはあったものの、「家族の幸せを生み出す」と軸を定め、そのアイディアを思い付いてからは、2〜3日は眠れないほど興奮冷めやらぬ状態でした。気軽に相談できる上司や仲間もいませんでしたが、自然と突き進むエネルギーが湧いていました。失敗もたくさんしながら日々邁進していますが、「このテーマを諦めたら、きっと人生が終わる」そんな覚悟で取り組んでいます。

身につけたスキルの中で一番は「人の心を動かす」という力。人の心を動かすためには、まず自分の心を動かす必要があります。「絶対にやるべきである」という信念と志をどれだけ強く持てるか。例えば採用でも、相手のビジョンと自分のビジョンをすり合わせ、もし交差する部分があれば説得力をもって「一緒に戦おう」と言えます。また、営業やマーケティングという仕事も全く同じ。商品自体はまだ100点ではない、でも中長期でこんな形で社会に貢献したいと思っているーそうした目的に共感を得ることが本質だと思います。志を起点としながら、社員、お客様、やがては社会を動かしていくというスキルが身についたのかなと思っています。

土岐さんはどんな未来を描いていますか?

今感じている課題は、幼児の成長促進分野はまだまだブラックボックスであることです。例えば、0〜5歳児の子どもに、どのような体調管理が適しているか、どんな教育を受けさせるべきか…ほとんどが体系化されておらず、言ってしまえば経験や感覚に頼らざるを得ない状況です。そこで我々のサービスにおいて保育者の仕事をデジタル化していくことで、写真画像や成長観察・コメントなどの管理記録をデータとして分析できるようになります。一人一人の健康状態や発達状況を可視化しながら基盤を作ることができれば、社会へ大きな価値を生み出すことができるのではないかと。単に業務削減のツールに留まらず、「子どもと向き合うゆとりができました」「育児にワクワクするようになりました」といった保育者のやりがいの創出にも貢献したいと考えています。また、こうした0〜5歳児の保育・ヘルスケアの観点は、グローバル規模でも同様の課題を抱えており、共通のマーケットがあると思っていますので、グローバル展開も視野にビジョンを描いています。

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これからスタートアップへ入社を検討されている読者の方に、メッセージをお願いします。

自分の人生の「テーマ」を見つけることが、最も重要です。繰り返しですが、見つける前と後では、生きる実感に大きな差があると思います。その一つの手段として、様々なパーパスを持って取り組むスタートアップ企業の中から、ご自身のテーマと近しい所を見つけ、「この企業の成功が、自分にとっても幸せだ」と感じられれば素敵だと思います。それは大企業に就職するのとは大きく異なるアプローチです。私自身も、安定や社会的ステータスではなく、自分と向き合うということがキャリアにとって一番だと思っています。「家族の幸せを生み出すこと」に興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちにお声掛けください。

皆さんが自分の価値観、人生を後押しするような企業に出会えることを願っています。


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